18日祭り 藤東の秋祭り
2012年03月05日
神埼市デジタルミュージアム かんざき@NAVI at 17:31 | Comments(0) | お祭り
12月18日、千代田の藤東地区の秋祭りに伺いました。
このお祭りは、毎年12月18日に催され、地域のかたには「18日祭り」と呼ばれています。
今では、お祭りの催行日は、18日に近い日曜日と改定されたので、必ずしも18日には催されないのですが、今年はたまたま18日が日曜日だったので、本来の日程で行われました。
このお祭りは、毎年12月18日に催され、地域のかたには「18日祭り」と呼ばれています。
今では、お祭りの催行日は、18日に近い日曜日と改定されたので、必ずしも18日には催されないのですが、今年はたまたま18日が日曜日だったので、本来の日程で行われました。
お祭の準備
12月11日に注連縄を2本作り、社殿、本殿に掛けます。
神事
お祭り当日、神事の前に、施主が掃除とお供え物の準備をします。
綺麗に清められたお宮に、宮司さんを迎えて神事です
玉串奉奠です。
神事の後、場所を隣の公民館に移して直会です。
直会
皆さんでお神酒をいただきます。
お謡い三番です。
昔は、手持ち弁当で、家族全員子供も集まってお篭りしていたそうです。
今は代表の男の人だけになり、料理も仕出し料理に変わりました。
祭りの由来
藤東地区では、12月18日の秋祭りの他に、5月18日にお祭りがあります。
「 “おしゃかさん”て、元はいいよったばってん、今は村祭りていいよる。」と言われていました。
もともと、無病息災を祈る、「花祭り(甘茶取り)」の行事だったのかもしれないですね。
千代田町史によると、「藤東天満宮 祭日陰暦十一月十八日」と、秋祭りの日のみの記載なので、春に「おしゃかさん」、秋に天満宮の「秋祭り」が行われていたということでしょうか。
今も、天満宮に宮司さんを招いて祝奉するのは秋だけだそうです。
あるいは、年に2回のお祭りは、どちらも18日に行われ、“18日祭り”と呼ばれていた事に何か由来があるのかも知れません。
もし、ご存知の方がいらしたら教えてください。
取材へのご協力ありがとうございました。