7地区一緒に祈願 久保山の風祭
2011年10月07日
神埼市デジタルミュージアム かんざき@NAVI at 17:10 | Comments(1) | お祭り
9月1日、脊振神社で行われた風祭にお邪魔してきました。
この風祭ですが、久保山の7地区(古賀の尾、白木、竜作、伊福、一谷、犬井谷、田中)の行事で、風鎮祭とも呼ばれています。
宮司さんに話をお伺いすると、
「立春から数えて210日、今日の9月1日頃は統計的に台風が多い時期に当たり、台風の被害なく収穫出来るようにと豊作を祈願するお祭りなんです。」
と教えて頂きました。
なお、この時期には、日本各地でこの目的で行事が行われており、地方によって参拝、お篭り、お日待ち、祈祷などの違いがあるようです。
季節の節目
この風祭ですが、久保山の7地区(古賀の尾、白木、竜作、伊福、一谷、犬井谷、田中)の行事で、風鎮祭とも呼ばれています。
宮司さんに話をお伺いすると、
「立春から数えて210日、今日の9月1日頃は統計的に台風が多い時期に当たり、台風の被害なく収穫出来るようにと豊作を祈願するお祭りなんです。」
と教えて頂きました。
なお、この時期には、日本各地でこの目的で行事が行われており、地方によって参拝、お篭り、お日待ち、祈祷などの違いがあるようです。
神事、そして直会
午後2時。区長さんの挨拶の後、太鼓の音と共に神事が厳かに始まりました。
祝詞奏上、玉串奉奠と続きます。
神事も滞りなく納められ、
これで今年も台風の被害なく無事収穫を迎えることが出来るはずです。
その後、参拝者の方々は社務所へ移動され、直会(なおらい)が始まりました。
ある参拝者の方に話をお伺いすると、
「このお祭りはお篭りって言いよる。30年ぐらい前までは神事が終わった後、銘々重箱に料理を持ってきて、それを肴に、一晩中お神酒を頂きながら神社の拝殿に篭っとった。」
と仰っていました。
「以前は青年団だけでも100人程いて祭りの規模も大きく、相撲も盛んだったので、飲むとすぐ裸になって相撲を取ったり、けんかしたりしていた。脊振の相撲は有名で、他からも大勢の人が来ていた。」
とも言われていました。
また、宮総代さんからの挨拶の中でも
「今年は、脊振中学校のバレーボール部が、部員が少ない中、51年ぶりに県大会で優勝しました。」
と大変嬉そうにおっしゃっていました。
今も昔も、脊振はスポーツに熱心な土地柄なんですね。
直会は、終始なごやかな雰囲気で進み、今年の天気や農作物の出来など、農業談義に花が咲いていました。
区長さんを始め、地区の方々、ご協力ありがとうございました。
この記事へのコメント
神埼七人衆に、久保山氏が入っていたり、薙野氏の場合があるようです。どちらが正しいのですか。また、久保山氏とは具体的にどういう人物だったのでしょうか。ご存知の方、ご教授下さい。
Posted by 久保山 at 2023年08月18日 21:41