荒堅目 もぐら打ち
2012年04月12日
神埼市デジタルミュージアム かんざき@NAVI at 17:05 | Comments(1) | お祭り
2月19日(日)、神埼町本堀の荒堅目地区で行われた、もぐら打ちの取材にお邪魔してきました。
荒堅目地区では、毎年、子供クラブが中心になって、もぐら打ちを行われています。
もぐら打ちとは、家々の庭先の地面を叩いて、農作物に害をもたらすもぐらを追い払い、豊作を願う行事です。
本来、もぐら打ちの歌の中でも歌われるように、旧正月の十四日に行われる行事ですが、現在は、十四日に一番近い祭日に行われているようです。
当日の朝9時になると、荒堅目公民館には、数人の子供たちと、それぞれのお父さん達が集まりました。
お母さん達は、公民館に残り、お昼ごはんの準備です。
歌と地面の叩き方を、一通り練習し、いざ出発です。
子供たちは、一軒一軒の庭先で輪になって、歌に合わせて、地面を叩いて回っていました。
リズムに合わせて上手に叩けているかな?
ところで、もぐら打ちに使う打ち棒は、竹竿の先端に藁の束を巻いたものです。
他の地区では、この藁束自体が、「もぐら」だという説もあるようです。
この打ち棒の竿、少々細かったようで、力強い打ち方に耐えきれず、竿が折れてしまう子供もいました。
歌詞の中には、「がいどんがはわんごと」という歌詞が出てきます。
「がいどん」って一体何だか分りますか?
地区の方に聞いてみると、「がいどん」の「がい」は、「カニ」の事だとというお話でした。
なんでも、良くいるサワガニのようなものとは違う、爪の赤いカニが、潮の満ちた時に上がってきて悪さをしていたそうです。
それで、土にもぐって作物を荒らさないようにと、歌にもなっているんですね。
地区の、全ての家を回り終わると、公民館に戻ってきます。
最後に記念写真を撮らせていただきました。
荒堅目地区の皆さん、取材へのご協力ありがとうございました。
荒堅目地区では、毎年、子供クラブが中心になって、もぐら打ちを行われています。
もぐら打ちとは、家々の庭先の地面を叩いて、農作物に害をもたらすもぐらを追い払い、豊作を願う行事です。
本来、もぐら打ちの歌の中でも歌われるように、旧正月の十四日に行われる行事ですが、現在は、十四日に一番近い祭日に行われているようです。
家々を回る
当日の朝9時になると、荒堅目公民館には、数人の子供たちと、それぞれのお父さん達が集まりました。
お母さん達は、公民館に残り、お昼ごはんの準備です。
歌と地面の叩き方を、一通り練習し、いざ出発です。
子供たちは、一軒一軒の庭先で輪になって、歌に合わせて、地面を叩いて回っていました。
リズムに合わせて上手に叩けているかな?
ところで、もぐら打ちに使う打ち棒は、竹竿の先端に藁の束を巻いたものです。
他の地区では、この藁束自体が、「もぐら」だという説もあるようです。
この打ち棒の竿、少々細かったようで、力強い打ち方に耐えきれず、竿が折れてしまう子供もいました。
もぐら打ちの歌
歌詞の中には、「がいどんがはわんごと」という歌詞が出てきます。
「がいどん」って一体何だか分りますか?
地区の方に聞いてみると、「がいどん」の「がい」は、「カニ」の事だとというお話でした。
なんでも、良くいるサワガニのようなものとは違う、爪の赤いカニが、潮の満ちた時に上がってきて悪さをしていたそうです。
それで、土にもぐって作物を荒らさないようにと、歌にもなっているんですね。
最後に
地区の、全ての家を回り終わると、公民館に戻ってきます。
最後に記念写真を撮らせていただきました。
荒堅目地区の皆さん、取材へのご協力ありがとうございました。
この記事へのコメント
以前本掘には住んでいたのですが、このような行事が行われていたとは気づきませんでした。
子どもたちが、元気に地域の行事を行っている姿を見ると、ホットしますね。
地域によって、お年寄りの方のみで継承されている行事が多いので、地域のみんなで参加できるような運営や工夫を交換する「しくみ」が必要な気がします。
子どもたちが、元気に地域の行事を行っている姿を見ると、ホットしますね。
地域によって、お年寄りの方のみで継承されている行事が多いので、地域のみんなで参加できるような運営や工夫を交換する「しくみ」が必要な気がします。
Posted by よねりん at 2012年04月13日 08:47