犬の目地区の水神祭り
2011年10月28日
神埼市デジタルミュージアム かんざき@NAVI at 16:40 | Comments(0) | お祭り
9月23日、神埼町犬の目(いんのめ)地区で行われた、水神祭りにお邪魔してきました。


毎年この時期に
犬の目地区では、水害防止を祈願し、毎年9月23日に、この行事が行われているという事です。
この日は、団地の西側と東側の地区から、20人ほどが、堤防沿いの祠に集まり、そこで神事が行われました。


男竹と女竹
準備は、前日から、祠周りの草むしり、当日は、祠の前に飾る竹飾りの準備を行われたということです。
調査員はこの時初めて耳にしたのですが、竹には、男竹、女竹とがあり、竹飾りの作り方にも、それぞれの竹をどう使うという決まりが、きちんと決まっているというお話でした。
どちらが男竹で、どちらが女竹か分かりますか?

後で調べたのですが、一般的には、太く男性的な竹が男竹、細くしなやかな竹が女竹、とされているようです。
(実際には竹は、雌雄同体で、男竹女竹の区別には、他にも色々な説があります。)
ちなみに、ここでは、上にくくられている竹が男竹、下が女竹、だそうです。
受け継がれるお祭り
神事では、祝詞があげられ、玉串奉奠が行われました。

神事が終わると、集まった参加者にお神酒が振る舞われました。

お祭りを担当された施主の方とお話をしている中で、
「今では、こういう行事に関心がない方が多いのが残念。」
と仰った言葉が印象的でした。
犬の目地区では、次の施主の方の為に、お祭りの作法や、お供えの仕方等を詳細にメモされた、引き継ぎノートを使って、次の方への引き継ぎをされているようです。
伝統あるお祭りが、後世にきちんと伝わるよう工夫をされているんですね。
犬の目地区の皆さん、取材へのご協力ありがとうございました!
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