兵どもが夢の跡 本告牟田の信種神社祭典
2011年09月20日
神埼市デジタルミュージアム かんざき@NAVI at 17:10 | Comments(0) | お祭り
8月18日に神崎の本告牟田(もとおりむた)地区で行われた信種神社の祭典にお邪魔して来ました。
準備は前日の17日に行われ、今回は足掛け2日間の取材となりました。
準備は前日の17日に行われ、今回は足掛け2日間の取材となりました。
信種神社とは
江上信種候は、神崎の城原地区にある種福寺を開いた江上家種候の叔父にあたり、戦国時代に活躍した武将です。
最期は、長者原にて討ち死にしたとされています。(神社のすぐ脇には戦場跡の碑が立っています。)
ちなみに、地元では「のぶたんさん」の愛称で親しまれています。
信種候を偲び、お祀りした神社が、この信種神社です。
前日の準備
準備は前日の17日に行われました。
この日の内容は注連縄作りと天井花の作成です。
注連縄は男性が、
天井花は女性がそれぞれ担当をして作ります。
「藁はどうやって調達しているのですか?」と尋ねたところ、
ある参加者から、
「最近は機械で根こそぎ刈ってしまうから、こういう藁はなかなか確保できない。担当の人が別に刈っているんだよ。」
と教えて頂きました。
昨年、地区で取れた稲藁を、今日の日の為に取っているそうです。
藁一つにしてもこのようなご苦労をされているんですね。
祭り当日
当日の朝、宮司さんと一緒に総仕上げです。
午前10時、神事が、おごそかに執り行われました。
その後は、公民館で和やかに直会が行われたそうです。
2日間の取材となりましたが、区長さん始め、地区の方々、御協力ありがとうございました。