かんざきデジタル日誌

8月27日、神埼町犬の目（いんのめ）地区にある、貴船神社の祇園祭にお邪魔させていただきました。
昔は未婚の男性が主体となって行っていましたが、今では、未婚既婚は問わず、成人男性がお祭りを運営しています。

まずは準備

この日は、朝からとても天気がよく、暑い一日でした。
城原川の土手脇にこんもりと小さな森があり、その中に貴船社があります。


朝早くから、施主の青年団の方たちが集まり、神社の周りや参道を草むしりして綺麗にします。

参道がとても長いので大変そうです。

社内も綺麗にし、公民館から、机やござなどを持ってきてお祭りの準備します。

神事

お昼過ぎ２時から神事です。
櫛田宮の宮司さんから御幣をいただき、鳥居の前に飾ります。

これは依り代で神様をお迎えする目印です。

神様をお迎えして神事が始まります。

代表の玉串奉奠です。

神事の後には、円座でお神酒を頂かれていました。

子ども達にも

夕方5時ごろから、参拝客を迎える準備をします。
足元が明るくなるようにと電灯を準備し、
参拝者に出す、お神酒とお茶、お茶請け、お土産を、それぞれ用意しました。
お土産は、お菓子の詰め合わせです。

また、今年は、子ども達が喜んでくれるようにと、射的が用意されました。

早速、参拝客がいらっしゃいました。


「この神社には、いろんな神事が残っていますよ。伝統は大事にしなくてはね。やっぱり氏神様ですから。」
「お正月も大変にぎわいますよ。」
こんな会話が交わされていました。

接待をしている男性たちの奥様や子ども達も、お参りに来られました。

子供たちに射的は大変好評でした。

皆好きなものを当ててにっこり



子ども達の為にもう一つのお楽しみ、花火が用意されていました。
お父さん達と一緒に花火ができて楽しそうです。

とてもアットホームな雰囲気でした。

だんだんと暗くなり、過ごしやすくなってくると、他にも大勢の参拝客がいらっしゃいました。

参拝の後には、皆さん膝を突き合わせて語り合い、賑やかに過ごされていました。



家族の絆と地域の交流の深まるお祭りでした。
取材協力ありがとうございました！