かんざきデジタル日誌

8月2日、千代田の出来島地区で行われた女祇園さんにお邪魔してきました。

浴衣美人

祇園さんの準備は、前日から子供達が中心となって行われたそうです。

今回、お世話をしてくれる女の子達です。


参拝者の方が「昔は女の子が浴衣を着て踊りよったよ。」と言われていました。
今では、踊る習慣は残っていないようですが、綺麗な浴衣を着た女の子達が、お祭りに華を添えてくれています。

時が流れて

「昔の祇園さんの時は、観音さんの入っている箱を、6年生以上の女の子が、堀に入って泳ぎながら洗っとったよ。」
と、参加者の方が言われていました。

こちらが、観音さんをお祀りしてあるお宮です。

本来はこちらでお祭りをしていたそうですが、いつの頃か神社の社殿の方でお祭りをするようになったそうです。

お菓子や出店で

時間となり、年少の女の子が「今女の子の祇園があっているので、お参りに来てください。」と放送をすると、徐々に参拝者が見えられました。




こちらでは、参拝者へのお礼として、祇園祭りでよく見かけられる豆ではなく、お菓子を配るようです。


小さな子ども達には、金魚掬いやスーパーボール掬いもあり、

嬉しそうに持って帰っていました。

演奏会

さて、参拝者は参拝が終わると境内に設けられた椅子に腰掛け、他の参拝者と談笑されています。

そんな中、女性のオカリナ演奏が始まり、

皆さんで童謡を歌われていました。

祇園祭りが、地域の人たちの交流の場にもなっているんですね

最後は子ども達が花火をしていました。
とても楽しそうです





夜遅くまでの取材となりましたが、区長さんを始め地区の方々、ご協力ありがとうございました。