参拝者に感謝! 姉川上分祇園祭り
2011年08月23日
神埼市デジタルミュージアム かんざき@NAVI at 17:00 | Comments(0) | お祭り
7月23日、姉川上分地区で行われた祇園祭りにお邪魔してきました。
手づくりチラシで
お祭りの準備は、3日前の20日から始まりました。
20日、夕方6時に子ども達が公民館の駐車場に集まり、2班に分かれて懇志(お布施)願いに出発です。
住宅の集まっているところは小さい子グループが、家々が少し離れているところは大きい子が自転車で回ります。
今年は子供たちが手作りのチラシを作ったそうです。
懇志願いのときに「お参りしてください」と言葉を添えてチラシを渡します。
たくさんお参りしてくださるようにとの工夫です。
チラシをもらった方々は「まあ、手作りのチラシ、つくったの?えらいわね~」と喜んでいらっしゃいました。
祇園祭当日
日付が変わって、23日の祇園祭り当日。朝からお堂の掃除と飾り付けです。
たくさんの子供たちが集まって、みんなでお堂を、拭き掃除、掃き掃除しています。
すっかりきれいになったお堂にちょうちんをつけ、お祭りの準備は万端です。
いよいよ本番
夕方、お祭りの始まりです。夕暮れに、色鮮やかな提灯が映えます。
皆、浴衣や甚平を着てかわいらしいです。
お茶の準備とお土産の準備をして、お参りする人を待ちます。
この日は櫛田宮の祇園祭りと重なったせいか、お祭りに来る人はぱらりぱらり。
「小城の江里山の有名な安産の観音さんの分祀さい」
「ここのお宮さんは子供の絶えんという謂れのある観音さんだよ」
「いっぱいこどもがいるだろう、にぎやかでよかろ~」
お参りにいらした方が教えてくれました。
女の子はお参りに来てくれた人にお茶を出し、丁寧におもてなし。
そして帰ろうとする人に男の子たちがふざけて土下座。
「こんこたちはひょうきんかもん」と、ほほえましい風景が撮れました。
男の子たちは、参拝してくれた方へ感謝の気持ちを伝えたかったのでしょうね
すっかり日が落ちて参拝する人も少なくなると皆で花火をされて楽しい時間が過ぎていきました。
姉川地区の皆さん、取材へのご協力ありがとうございました!