若宮神社祇園祭、原の町納涼大会
2011年08月19日
神埼市デジタルミュージアム かんざき@NAVI at 17:10 | Comments(0) | お祭り
7月30日に原の町の若宮神社で行われた祇園祭、納涼大会にお邪魔してきました。
今年の納涼大会は第30回の記念大会と言うことで、いつにも増して盛り上がりが期待されます。
今年の納涼大会は第30回の記念大会と言うことで、いつにも増して盛り上がりが期待されます。
早朝からの準備
朝7:00、若宮神社に向うと既に地区の方が集まっておられ、準備が始まっていました。皆さん早朝から気合が入っています。
最初に皆さんでテントを立てられていました。
傍らでは電柱を立てられています。
電柱が立つと提灯の飾り付けです。
こんな感じに出来上がりました。
神輿組み立て
社殿の中では子供神輿の組み立てが始まりました。
この神輿は原ノ町鉄工所の先代社長が寄附されたもので、当初は子供達がダンボールで手作りした神輿や、酒樽を用いた樽神輿などを使っていたそうです。
てっぺんに鳳凰を飾り、
持ち手に紅白のロープを取り付ければ完成です。
祇園祭
午後2時。神輿に神様を乗せる、神下ろしの神事が始まりました。
これから神輿を担いで町内を回り、邪気を払い清めます。
さぁ、出発です。
ちょっと一休み。
参加者の一人が、「今年は直前に雨が降ったからこれでも過ごしやすい。」と言われていました。去年はもっと暑かったそうです。
水分をしっかりとって取材しようと思います。
各家を回り、お賽銭を頂いた方には神輿の下を往復で潜ってもらいます。
そうする事で、神様のご利益を頂くんだそうです。
地区内にあるグループホームです。
お年寄りの方はこのお祭りを非常に楽しみにされていると言うことでした。
次は、神輿を寄附された原ノ町鉄工所です。
従業員の皆さんが神輿の下を潜られていました。
最後は千代田西部小学校近辺です。
ようやく公民館に到着。一先ずお下りが終わりました。
1時間ほどの休憩後、公民館から神社まで神輿を担いで行きます。
所謂お上りです。
拝殿に納められた神輿から神様を降ろす神上げの神事が行われ、
これで無事に祇園祭が終わりました。
お疲れ様でした。
第30回納涼大会
午後7時、開会の挨拶の後、盆踊りが始まりました。
続いて地区の方の出し物です。
見物客は勿論、参加者の皆さんも一緒になって楽しんでおられることがとても印象的でした。
参加者の一人が、「よう30回も続いた。地区の人がよう協力してくれたもん。」
そんなことを言われていました。
確かにこの地区では若いお父さんやお母さんが積極的に参加されておられます。
「以前は子供クラブの活動が活発で、子供の時にいろんな体験をさせた。その子供達が大人になってこうやって参加しているんですよ。」と教えていただきました。
しかし、今ではその子供クラブもあまり活気がなく、「とても残念だ。」とも
ただ、今日のお祭りは、子供達にとっても楽しい思い出になったように思えます。大人になって、このお祭りを受け継いでいってくれることと思います!
早朝から夜遅くまでの長時間の取材となりましたが、色々なお話や貴重な体験をさせて頂きました。ご協力ありがとうございました。
原の町だけでなく、各地域のお祭り・行事が、時代の流れはあれど地域の皆さん、大人も子供も皆を繋いでいる一つの絆になっていることを、改めて感じる一日になりました。