提を干して川の恵みを 城原地区のお日待ち
2012年01月06日
神埼市デジタルミュージアム かんざき@NAVI at 17:00 | Comments(0) | 行事
お日様ではなく
昨年10月16日、神埼の城原地区で行われた、お日待ちにお邪魔してきました。
ここの地区のお日待ちは他の地区とは違い、日の出に朝日を拝むのではなく、提を干して捕った魚をみんなで食べるというものです。
今回干した伊勢福寺提の西は普段は満々と水を湛えています。
城原地区では、昔から変わらず提を干して、この行事を行っているそうです。
水の量が多いため、写真にある栓を順番に抜いていき、数日に分けて徐々に水を抜くそうです。
出水口の所で待ち構え、網で掬って魚や川海老を捕っていきます。
最近は、あまり川魚を見なくなっていましたが、今回は大漁に捕れました。
一方、公民館ではお母さん達がぼたもち作りに大忙し。
お話をお伺いすると、少なくとも大正時代から、お日待ちの際には、ぼたもちが食べられていたそうです。
現在でもなお、このようにして代々作られているんですね。
とてもおいしそうに出来上がりました。
そうこうしている内に、先ほど捕まえた魚が運び込まれてきました。
鮒や川海老などの小魚は、そのまま下処理をされていましたが、鯉は泥を吐かせる為に、一年程、生け簀の中に入れておくそうです。
昨年捕った鯉がこちら。
一年で丸々と大きくなっています。
何人分のあらいが作れるのでしょうか?
さて、料理が完成しました。
区長さんは、「川海老のてんぷらが好きで、毎年楽しみにしている。」と言われていました。
カリッと揚がって、とてもおいしそうでした。
城原地区の皆さん、取材へのご協力ありがとうございました。
城原地区では、昔から変わらず提を干して、この行事を行っているそうです。
水の量が多いため、写真にある栓を順番に抜いていき、数日に分けて徐々に水を抜くそうです。
出水口の所で待ち構え、網で掬って魚や川海老を捕っていきます。
最近は、あまり川魚を見なくなっていましたが、今回は大漁に捕れました。
一方、公民館ではお母さん達がぼたもち作りに大忙し。
お話をお伺いすると、少なくとも大正時代から、お日待ちの際には、ぼたもちが食べられていたそうです。
現在でもなお、このようにして代々作られているんですね。
とてもおいしそうに出来上がりました。
大きな・・・
そうこうしている内に、先ほど捕まえた魚が運び込まれてきました。
鮒や川海老などの小魚は、そのまま下処理をされていましたが、鯉は泥を吐かせる為に、一年程、生け簀の中に入れておくそうです。
昨年捕った鯉がこちら。
一年で丸々と大きくなっています。
何人分のあらいが作れるのでしょうか?
さて、料理が完成しました。
区長さんは、「川海老のてんぷらが好きで、毎年楽しみにしている。」と言われていました。
カリッと揚がって、とてもおいしそうでした。
城原地区の皆さん、取材へのご協力ありがとうございました。