輪になってぐるぐる 姉川の百万遍祭り
2011年08月05日
神埼市デジタルミュージアム かんざき@NAVI at 20:25 | Comments(1) | 行事

だいぶ話は遡りますが、7月24日(日)に、姉川下分天満宮で行われた、「百万遍」のお祭りにお邪魔してきました。

今回の取材は、当ブログの読者の方から情報をお寄せいただき、取材に伺う事になりました。
情報ありがとうございます!
(情報はこちらで受け付けています。かんざき@NAVI「 おしえて!かんざき」)
百万遍祭りのこと
姉川地区では、毎年、上分地区と下分地区の方が合同で、この数珠回しを行わています。
当番は毎年持ち回りで、今年は上分地区。前日の掃除やテント、食事など準備されたそうです。

「数珠回し」は、百万遍念仏の一種で、念仏を唱えながら、集まった人達が輪になって、病気平癒や厄除けなどを祈る行事です。

この日は、お年寄りから子ども達まで、50名程が集まっていました。

集まった人達は、本堂の中で直径2m~3mを超える大数珠を、念仏を唱えながら回していきます。
大数珠には、ひとつだけ、大人のこぶし大もある親玉が付いていて、親玉が自分のところに回ってきたら、玉を持ち上げ、願いを祈る事ができるそうです。
皆さん何を祈っているんでしょうか?


この数珠回し、本来は大数珠を三日三晩かけて回す行事ですが、勤めの都合など、現代の事情に合わせて、今の形に落ち着いたようです。
元気な子どもたち
姉川地区では、毎年、子ども達も参加していて、当日もたくさんの子ども達が参加していました。
けたたましく鳴くセミの声にも負けず、鐘や太鼓を叩いて調子を取る子ども達が、とっても活き活きとしていました!



最後に区長さんが仰っていた、「これだけの人達が集まって、一緒に何かをするという事に価値がある」という言葉が印象的でした。

昔からのご馳走
姉川地区では、昔から「きなこのおにぎり」が食べられているそうです。
ちなみに、取材班もおすそわけをいただきました。ごちそうさまでした。


また、当日の様子は、情報を寄せて頂いた、地区の方のブログでも紹介されています。
(ブログ 還暦過ぎたおじさん 百万遍まつり)
取材へのご協力ありがとうございました!
この記事へのコメント
すごい参加者で、地域で大切にされているお祭りということが伝わってきます。
「数珠回し」はよくテレビドラマで見ますが、佐賀でもまだ行われているのですね。
きなこのお餅でなく、ごはんというのが、めづらしいですね。
「数珠回し」はよくテレビドラマで見ますが、佐賀でもまだ行われているのですね。
きなこのお餅でなく、ごはんというのが、めづらしいですね。
Posted by よねりん at 2011年08月08日 15:10